秋なすの本格的シーズンになってきました。米麹で作るなすのからし麹漬けは米麹をベースにしますが、今回はより入手の容易な酒粕で作ります。ツーンとくる辛味に酒粕の組み合わせは、米麹より大人の味です。米麹のツブツブ感が気になる方は、酒粕漬けの方をおすすめします。
「なすのからし漬け」の作り方
秋なすは切り口が新鮮で、皮にハリとツヤがあるものを選びましょう。今回は少し甘めに作りましたので、お好みで砂糖を加減してください。
【材料】
・なす:500g(4~5本)
〈下漬け用調味料〉
・塩:なすの重量の5%
・ミョウバン(あれば):大さじ1/2
〈漬け込み用調味料〉
・酒粕:100g
・からし粉またはチューブ入りからし:大さじ2~3(辛味はお好みで)
・砂糖:40g
・醤油:大さじ2
・みりん:大さじ2
【作り方】
1./なすを乱切りにして水に10分浸け、あくを抜く。その後ポリ袋に塩、ミョウバンと一緒に入れて、冷蔵庫で1日下漬けする。なすは形が崩れるので、もまないで塩をまぶす感じにする。ミョウバンはなすの色出しのために入れるので、なくてもよい。
2./一晩漬けたなすを布巾にくるんでぎゅっと固く絞る。
3./漬け込み用調味料のうち、酒粕と醤油、みりんをボウルに入れ、30分程度酒粕をふやかした後、酒粕の固まりをなくすようにかき混ぜる。
酒粕となすを準備
4./3に砂糖、からしを入れてよく混ぜておく。
5./4に2のなすを入れ、なすに酒粕がまんべんなくつくように混ぜ、ポリ袋に入れて冷蔵庫へ。
ポリ袋の口はギュッと結ぶ
6./冷蔵庫で1日程度漬けて出来上がり。
酒粕の旨味とピリ辛で美味
(文責・編集部)