
卵が最もおいしいのは春。冬に産卵量の減った鶏が栄養を蓄えて産むからだそうです。
イタリアの卵料理「フリッタータ」をご紹介します。キッシュのようにパイ生地を使うことはしません。スパニッシュオムレツのように両面を焼きません。具材の決まりもありません。ほんとに自由で簡単で、冷めてもおいしい、という家庭料理の優等生です。
フリッタータの作り方
今回は定番の具材であるチーズ、ベーコン、タマネギ、ホウレンソウを選びました。分量は精密でなくても大丈夫。下記は目安です。卵の量で全体の厚みを調節してください。ほかには、ひき肉やシーフード、ジャガイモ、カボチャなどの野菜、キノコ類などが使えます。
調味料には、ぜひ塩麹を使ってみてください。旨味が違います。
【材料】
・卵:4個
・オリーブ油:大さじ1
・塩麹:小さじ1
・こしょう:少々
・タマネギ:(薄切りした正味)100gほど
・ベーコン:30gほど
・ホウレンソウ:100gほど
・とろけるチーズ:80gほど
【作り方】
1./フライパンにオリーブ油とタモネギ、塩麹を入れ、弱火で炒める。時々混ぜて焦げつかせないようにする。
2./タマネギを炒めている間に、ベーコンを細切りにする。タマネギがしんなりして透明になってきたら、細切りベーコンを加えて炒める。
3./ホウレンソウを、茎部は4センチ、葉部は5センチほどの長さに切る。2のベーコンに火が通ったら、ホウレンソウの茎部を加えて炒める。

ホウレンソウはまず茎部を炒める
4./卵を割り、こしょうを足して混ぜておく。
5./3にホウレンソウの葉部とチーズを加えて混ぜる。

ホウレンソウの葉とチーズはすぐに火が通る
5./チーズがとろけたら、4の卵液を加え、全体を混ぜる。蓋をして火を通す。

卵液を加える
6./内部まで火が通れば出来上がり。イタリアン風に、フライパンのまま食卓に出して、その場で切り分けるのもよし。

フライパンのまま食卓へGO

熱くても冷めてもおいしい
スパニッシュオムレツ風の作り方
スパニッシュオムレツは、両面焼きにします。フライパンにかぶせるように皿を置き、ひっくり返して具材を皿に移します。そのままスライドさせて具材をフライパンに戻し、加熱します。両面をカリッと仕上げたい場合に向いています。

皿をかぶせてひっくり返す
福田恭子/発酵食品ソムリエ。薬膳コーディネーター。フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国以上で取材。
四六変形判(厚さ0.9×横13.4×縦19.6cm)
192頁
定価:本体2,000円+税
発行:株式会社IDP出版
ISBN978-4-905130-48-2
◎入手方法
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