
味噌炒めや田楽など、茄子と味噌は相性のよい組み合わせですが、今回はその定番に、トマトの爽やかな酸っぱさを重ねたひとしなをご提案します。
豆味噌をベースにした合わせ調味料に刻んだトマトをなじませ、くるみをたっぷりと加えました。味噌のコク、トマトの軽やかな酸っぱさ、くるみの食べ応えが重なり合い、焼くように素揚げした茄子の旨みをいっそう引き立てます。
トマトが決めて茄子の味噌トマトくるみ和えの作り方
【材料】
・茄子:5本
・油:適量
・トマト(小):1個
・豆味噌:30g
・砂糖:30g
・日本酒:大さじ1と1/3
・胡桃:50g
【作り方】
1./ピーラーで茄子の皮を約1cm幅、縦に3~4か所むき、約2cm幅の輪切りにする。

皮をむくことで味なじみを良くする
2./トマトを湯むきし、粗く刻む。

湯むきすることで味噌になじみ易い
3./胡桃を布巾に包み、麺棒などで布巾の上から叩き、砕く(もし生胡桃を使う場合は叩く前に煎ってから使う)。

食感と食べ応えも与えてくれる胡桃
4./フライパンに油を入れ、熱する。先の茄子を焼くように揚げる。

香ばしいきつね色の、焼き揚げ茄子
5./フライパンに残った油を除き、豆味噌、砂糖、日本酒を入れ、よく混ぜ、火にかける。
6./味噌がふつふつと温まってきたら、刻んだトマトを入れ、つぶすように混ぜる。

ゴムベラなどを使うとつぶしやすい
7./トマトが馴染んだところへ、砕いた胡桃を入れ、混ぜる。
8./続いて、素揚げした茄子をフライパンに入れ、手早く混ぜ合わせ、器に盛り付けたら出来上がり。

ごはんとも相性抜群の茄子メニュー
味噌と茄子という定番の取り合わせに、トマトの爽やかな酸っぱさと胡桃の食感を重ねることで、親しみのある味わいに奥行きを与えました。豆味噌のコクが全体を支えながらも、トマトの酸っぱさが後味を調え、軽やかさをもたらします。焼くように素揚げした茄子の香ばしさが味噌とトマトの風味によくなじみ、定番の組み合わせにちょっと変化を加えた、日常の食卓にも取り入れやすい一皿です。
(文・写真◎奥田ここ)
国内外各地の市場を「師」とあおぎ、様々なスタイルでの和食及びイタリア家庭料理の料理教室を主宰。各種媒体・広告へのレシピ提供や食材産地の取材および食に関する企画・執筆、オーダーメイド仕様の出張料理など、国内外問わず活動中。素材の味を大切に無駄なく使い切る献立作りを心掛けている。
kokookuda (https://kokookuda.com/)
四六変形判(厚さ0.9×横13.4×縦19.6cm)
192頁
定価:本体2,000円+税
発行:株式会社IDP出版
ISBN978-4-905130-48-2
◎入手方法
全国の書店や「amazon」「楽天ブックス」などのインターネットサイトなどで販売しています。
