福岡県博多の郷土料理に「ごま鯖」があります。新鮮な鯖の刺身をすりごまたっぷりの醤油だれで和えた逸品です。今回は、入手しにくい新鮮な生鯖の代わりに、真鯛を使って作ります。ごまの風味と甘辛の醤油だれは、さっぱりした鯛の風味にもよく合います。

「ごま鯛」の作り方
鯛は刺身用を使います。余った刺身でも美味しくできます。たれを作ればあとは漬けるだけなので、たれを作り置きするのもOKです。

【材料】
・刺身用真鯛：100g
・醤油：大さじ1
・日本酒：大さじ1
・本味醂：大さじ1/2
・白すりごま：大さじ2
・海苔：適量

【作り方】
1.／鍋に日本酒と本味醂を入れて火にかけ、沸騰させてアルコールを飛ばし、醤油を入れて完全に冷ましておく。
2.／真鯛はやや薄めの削ぎ切りにする。

味がしみやすいように薄めに

3.／チャック付き保存袋に1とすりごまを入れ、よく混ぜてから2を入れる。

保存袋で漬け込み

4.／3を30～1時間寝かせる。漬け汁をきって盛りつけ、海苔をかけて出来上がり。

黄身をのせて丼でもウマイ

（文責・編集部）