今回の酸っぱさのテーマは、ポテトのソースです。
焼いたり、煮たり、つぶしたり、姿を変えながらさまざまな料理で舌を楽しませてくれるじゃがいも。そのじゃがいもを主役にしたパスタメニューで酸っぱさを楽しみます。
ポテトソースのショートパスタの作り方
【材料】(2人分)
・ショートパスタ(今回はフジッリ):100g
・じゃがいも:1個
・ケッパー&オリーブ(あわせて):15g
・パセリ:1~2本
・EXVオリーブオイル:大さじ4
・バルサミコ酢:小さじ1
・レモンの搾り汁:適量
・塩:適量
・胡椒:適量
・パルミジャーノレッジャーノ:お好み
【作り方】
1./じゃがいもを洗い、水から茹で、皮をむき、つぶす。
2./オリーブをスライスする。
3./パセリを洗い、刻んでおく。
4./1のじゃがいもに、2のオリーブ、ケッパー、EXVオリーブオイル、バルサミコ酢を入れ、よく混ぜる。
少し濃い目のソースがよい塩梅
5./熱湯に塩を入れ、ショートパスタを表示通りの時間で茹でる。
6./4のボウルに、5のショートパスタを入れ、手早くなじませ、さらに3のパセリを入れ、塩と胡椒で味を調え、器に盛りつけ、仕上げにレモンの搾り汁をまわしかけたら出来上がり。
パスタが熱いうちにソースを絡める
つぶしたじゃがいもに、バルサミコ酢の旨みあふれる甘酸っぱさを内包させたソースです。
そのままでも十分美味しいパスタのソースになりますが、お好みでパルミジャーノレッジャーノを散らすのもおすすめです。
今回はフジッリというショートパスタを使っていますが、このほかには、あまり大きくないもの、パスタの表面に筋が入っているものなど、ソースがからみやすいものがよく合います。ぜひ作ってみてください。
ソースの絡みがよい形状のフジッリ
(文・写真◎奥田ここ)
国内外各地の市場を「師」とあおぎ、様々なスタイルでの和食及びイタリア家庭料理の料理教室を主宰。各種媒体・広告へのレシピ提供や食材産地の取材および食に関する企画・執筆、オーダーメイド仕様の出張料理など、国内外問わず活動中。素材の味を大切に無駄なく使い切る献立作りを心掛けている。
kokookuda(https://www.instagram.com/kokookuda/)
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