韓国人の友人に焼肉の味付けを教えてもらいました。「コチュジャンが決め手、よく揉んで漬けておく」のがコツだそうです。作ってみたところ、確かに美味しい!
コチュジャンとは、もち米粉や唐辛子に大豆麹を加えて発酵させた調味料です。甘味と旨味と辛さが絶妙で、韓国料理には欠かせない存在。もちろん日本でもスーパーなどで手に入ります。
肉はお手頃価格の牛肉、豚肉、鶏肉のほか羊肉などもOK。今回は切り落とし肉を使って鉄板焼きにしましたが、厚めの肉ならバーベキューにもおすすめです。
夏本番!焼肉が呼んでいますよ!
韓国風焼肉の作り方
今回は「牛バラ切り落とし」を使用しました。野菜は、お好みで選んでください。
コチュジャンの量はお子様にも食べられるよう控え目にしました。辛くしたい場合は、焼き終えてから、各自のお皿で足すこともできます。
そのまま食べてもよし、葉野菜で巻いてもよし、大根おろしに浸けてもよし。食べ方はご自由に。
【材料】
・牛肉(今回は切落とし使用):400g
・おろしタマネギ:50g
・おろしニンニク:1カケ分
・酒:20ml
・しょうゆ:10ml
・コチュジャン:40~50g
・肉と一緒に漬けこむ野菜(今回はニンジン、タマネギ、キャベツを使用):合わせて150g
・焼く時に加える野菜(今回はネギ、モヤシ、エノキ、ニラ):適量
・巻き用の野菜(サンチュ、レタスなど):(お好みで)適量
・大根おろし:(お好みで)適量
【作り方】
1./ニンジンは細い千切り、タマネギは幅5ミリ程の薄切り、キャベツは幅1センチ程の薄切りにする。
2./ボウルに、肉と1の野菜、おろしタマネギ、おろしニンニク、酒、しょうゆ、コチュジャンを入れる。
漬けこむ材料
3./2の材料すべてをよく揉みこむ。
すべてをよく揉みこむ
4./保存袋に入れて空気を抜き、2時間以上できればひと晩、冷蔵庫に置く。
保存袋で味を染みこませる
5./ホットプレートかフライパンを熱して、4の肉と野菜を炒める。肉に火が通ったら、ネギ、モヤシ、エノキを加えてさらに炒める。最後にニラを加えて炒める。
ニラは最後に炒める
6./野菜巻きや大根おろしと食べるなど、お好みで。
野菜巻きにしたり
食欲もりもり夏バテ防止
福田恭子/発酵食品ソムリエ。フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国で取材。