今回のレシピは、「甘酒」です。
−−できあがった甘酒を口に近づけると、まず甘い麹の香りが鼻腔をくすぐります。おいしそうな匂いに惹かれてくちに含むと、口いっぱいに広がった甘味の中から上品な米のうま味がピュルピュルと湧き出てくるのです。(『賢者の非常食』小泉武夫、IDP出版より)
【材料】
・ご飯:茶碗3杯(450g)分
・生の米麹:茶碗1杯(150g)分
・50〜60℃のお湯:茶碗7杯(1050~1200cc)分
【作り方】
1./炊いたご飯を60〜70℃に冷ます。
2./ボウルに1と米麹、お湯を入れて、泡立て器でよくかき混ぜる。
3./2を電気炊飯器に入れて、保温温度を50〜60℃に設定する。保温設定がこれより高温にしかできないときは、蓋を開けて布をかけるなど、炊飯器が高温になりすぎないように調節する。
4./30分経過したら、一度よく混ぜる。
5./50〜60℃を保った状態で、8時間くらいかけて糖化(糖類に変化する)させると完成。
甘酒のアレンジレシピは【甘酒の飲み方ベスト3】を参照!
※「食魔亭」とは小泉家の厨房のこと。「食魔亭レシピ」では小泉先生が自ら作る食のレシピを料理研究家のマチルダこと町山千保さんが再現します(不定期更新)。