【京のおばんざい】運気アップ!“ 5色そうめん”

カテゴリー:レシピ 投稿日:2019.07.25

京都では、旧暦にのっとって、8月に七夕をする地域や家庭がたくさんあります。京都府や市、観光協会などが主催する「京の七夕」というイベントも、8月に開催されます。
七夕の行事食といえば、そうめん。麺つゆを手作りして、栄養アップ! 具材は縁起の良い5色にすることで運気もアップ!七夕に限らずこの夏は、“5色そうめん”を食べて、健康と幸運を呼び込みましょう!

【関連情報】

京の七夕

 

五行思想に基づいて
麺つゆのおだしは、粉末かつお節と干しシイタケで摂ります。うす味に仕立てて、汁も飲むのが京都風。
かつお節は必須アミノ酸のすべてを含む食材。干しシイタケの食物繊維は、生シイタケの約10倍といわれています。
具材は、七夕飾りの吹き流しにちなんで5色になるように工夫します。これは、古代中国の五行思想に基づいていて、万物は火・水・木・金・土の5種類の元素からなると考えられ、それぞれに色や方角などを当てはめます。神事でもある大相撲の土俵も、それぞれの方角に黒、赤、緑、白の房が下がっていて、土俵中央は黄色となっているのだそうです。

 

麺つゆの作り方
【材料】
・昆布:5g
・かつお削り節:10g
・干しシイタケ(水で戻したもの):150g
・水:干しシイタケと昆布の戻し汁と合わせて合計500mlにする
・砂糖:30g
・みりん:50ml
・醤油:200ml

 

【作り方】
1./かつおの削り節を、袋のまま揉んで粉末にする。フードプロセッサーを用いたり、すり鉢で擂ってもよい。

このくらい細かい粉末に

 

2./調理の5時間ほど前に、干しシイタケと昆布を、かぶるくらいの水につけておく。
3./シイタケが柔らかくなったら、軸を切り落とし、薄く切る。昆布を細く切る。戻し汁は捨てない。
4./3のシイタケと昆布を鍋に入れ、砂糖、みりん、醤油を加えて煮る。

甘辛く味つけ

 

5./シイタケと昆布を取り出す。残りの汁に、戻し汁と水とを合わせて500ml、加える。粉末かつお節を入れて、弱火で数分煮て、味をなじませる。
6./あら熱がとれたら、冷蔵庫で冷やす。

 

~~5色の食材で~~
4つの方角と中央に、それぞれの色の食材を並べる。5つの元素が担当する方角と色、今回使用した食材は、以下の通り。

右から時計回りに東南西北を表す

 

木の元素=東=青(緑):オクラ、青シソ、キュウリを使用
火の元素=南=赤:ハム、ニンジンを使用
金の元素=西=白:鶏肉のささみ、ネギ、ショウガを使用
水の元素=北=黒:昆布、シイタケを使用
土の元素=中央=黄:錦糸玉子を使用。
他に、ほうれん草、梅干し、シラス、海苔など、お好きな食材で。

自家製つゆのつけ麺にして

 

~~混ぜそうめんとして~~
鉢にそうめんを入れ、方角に合わせて食材を並べる。今回は、右から時計まわりにシソ、ミニトマト、ネギとショウガ、シイタケと黒ゴマ。中央に生玉子。
自家製麺つゆ100mlに冷水20mlを足して混ぜ、そうめんにまわし入れる。

うす味の汁は飲んでもおいしい

 

福田恭子/フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国で取材。

 

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この記事を書いた人

編集部
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