「わざわざ病院に行くほどではないものの、なんだか体調がすぐれない」という経験がある人は多いはず。そんな“プチ不調”を感じたら、野菜の持つパワーで撃退しようという考え方が、健康に敏感な人たちに広まっている。
野菜の持つパワーでプチ不調を改善する方法は、2ステップととてもシンプル&簡単。薬やサプリメントに頼りきりにならない食生活習慣を実践しよう!
Step1:野菜に含まれる栄養を知る!
それぞれの野菜に多く含まれる栄養を知って、どの栄養が身体のどこにどんなふうに効果が期待できるのかがわかれば、野菜を食べることに意味が見いだせるというもの。たとえば、代表的なプチ不調に対しては、次のような野菜の栄養が解決してくれるはず。
・「風邪をひいたかな」と思った時は?
【ほうれんそう】
→風邪を予防するにはビタミンAやビタミンCを豊富に含む“葉物野菜”がおすすめ。
・「便秘気味」な時は?
【サツマイモ】
→豊富な食物繊維はもちろん、腸のぜん動運動を促すヤラピンが腸内環境を整える。
・肌荒れや肌の衰えなど「肌のトラブル」を感じた時は?
【トマト】
→抗酸化作用のあるリコピンが肌をみずみずしく保ち、シミやシワも遠ざけてくれると言われる。
・手足や顔の「むくみ」対策には?
【水菜】
→むくみの原因となる過剰摂取した血液中の塩分は、カリウムを多く含む野菜でデトックスを。
Step2:効果的に食べる!
Step1でそれぞれの野菜の特性を知ったら、毎日の食事にとりいれるだけでOK。ポイントは、「よく噛む」こと。野菜の栄養が身体のすみずみまで行き渡るよう、しっかり噛んで消化吸収をうながすことが大切。