土用の丑の日が過ぎ、梅干しの土用干しを済ませた、という方もいらっしゃると思います。今年できたての梅干しを使って、「梅飯(うめめし)」を作りませんか。「梅飯」は梅干し、梅酢と出汁を一緒に炊き込むだけの簡単な炊き込みご飯。ほんのりした酸味と梅の爽やかな香りが、夏バテで食欲減退気味な方でも食が進む一品です。
「梅飯」の作り方
梅干しと梅酢、出汁さえあれば、あとは炊き込むだけです。梅干しの炊き込みご飯といえば、たいていは梅干しだけで炊きますが、今回は出汁と赤梅酢で炊くのがミソ。梅酢を使えばほのかな酸味が効いて、おにぎりなどにすれば冷めても美味しくいただけます。
【材料】
・米:2合
・梅干し:2~3個
・昆布と鰹節の出汁:約270cc(昆布出汁だけでもOK)
・梅酢:約30cc
・日本酒:大さじ1
・塩:小さじ1/4~1/2程度(梅酢と梅干しの塩分によって調整)
・青紫蘇:適宜
・煎り白ごま:適宜
干し上がったばかりの梅干しと梅酢
【作り方】
1./米をといだらザルにあげ、1時間程度置いておく。水に浸けないのは、出汁の旨味を十分吸わせるため。
2./出汁に梅酢、日本酒を合わせて味を見て、薄い吸い物程度の味になるまで塩を入れて調整しておく。
3./炊飯器や土鍋に1と2を入れ、最後に梅干しを入れてふつうに炊き上げる。
土鍋でふっくらツヤツヤに炊き上げる
4./少し蒸らしたら、ヘラで梅干しを崩して種を取りながら混ぜ込む。ここであまり混ぜすぎると梅干しがペースト状になってしまうので注意。
5./青紫蘇は千切りにしてのせ、最後に白ごまをふって出来上がり。
爽やかな酸味が食欲をそそる
以前当マガジンでも紹介した、青紫蘇を醤油か魚醤に漬ける「青紫蘇の魚醤漬け巻き」の青紫蘇を使っておむすびにすると、抜群の美味しさです。
旬の青紫蘇との組み合わせは抜群
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