いつもの味を簡単アレンジ! “洋風”味噌汁【味噌で食育 Vol.11】

カテゴリー:[PR], 味噌 投稿日:2018.04.30

春は寒暖差が激しく、子どもが体調を崩しやすくなります。こんな時期こそ旬の野菜たっぷりの味噌汁で、体の芯から温めてあげたいものです。味噌汁は毎日飲んでほしいですが、毎日では子どもも飽きてしまいます。そんな時は味噌汁を洋風にアレンジすると、気分が変わって食が進むのでオススメです。

 

■適齢期:幼児期(1〜2歳)

■塩分:0.4g(1食分)

 

【材料】(子ども2食分)

・新ジャガイモ:20g

・玉ねぎ:20g

・きぬさや:5g

・煮干し:5g

・味噌(料亭の味 無添加):6g

・牛乳:100㏄

・水:120㏄

味噌汁の材料に牛乳を!

 

【作り方】

(1)だし汁を作るため、鍋に水と煮干しを入れて30分ほどおいておく。

煮干しが水を吸ってぷっくりする

 

(2)1を中火にかけて、沸騰したら少し弱火にして3分ほど煮る。火を止めてからザルやキッチンペーパーで濾(こ)して、そのまま置いて冷ましておく。

煮干しだしの完成

 

(3)新ジャガイモは皮をむき、約5mmの厚さのイチョウ切りに。玉ねぎは2mm程の細切りに。きぬさやはすじを取って、斜め切り(3等分)にする。

野菜を切れば下ごしらえ完了です

 

(4)2で冷ましておいただし汁に、3で切った新じゃがいもと玉ねぎを入れて中火にかける。沸騰したらきぬさやを入れて、ひと煮立ちさせる。

根菜から先に入れましょう

 

(5)一度火を止めて、味噌を溶き入れる。

煮汁で味噌を溶かして入れます

 

(6)5に牛乳を入れて弱火で温め、ひと煮立ちしたら出来上がり。

牛乳と味噌は味の相性抜群です

 

出来上がり

 

【ワンポイントアドバイス】

■洋風味噌汁の具は、季節の野菜がよく合います(かぼちゃ〈夏〉、サツマイモ・きのこ類〈秋〉、人参・白菜〈冬〉など)。また、野菜だけでなく油揚げや豆腐を入れてもコクが出て美味しいです。

■牛乳にアレルギーがある場合は、豆乳に代えても美味しくいただけます。

■具を煮る際、火が通りにくい根菜は煮汁が冷たいうちから入れます。それ以外の野菜は沸騰してから入れると、程よく火が通ります。

 

レシピ=小野友紀/武蔵野短期大学准教授。管理栄養士。乳幼児期の食をめぐる課題・食事援助のあり方などの研究を進めている。主な著書に『保育園の食事−離乳食から幼児食まで−』(芽ばえ社)など。

 

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編集部
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