知っておきたい昆布の種類!!

カテゴリー:食情報
投稿日:2016.02.29

「昆布なんて、だしを取るだけなんだし」と特に何も気にせず買っていませんか?

実は、昆布は産地によって風味や用途に違いがあります。最近では、スーパーでも日高、利尻、羅臼、真昆布など、産地が異なるものが売られていることも珍しくありません。それなら、それぞれの昆布の特徴を知って、料理にぴったりの昆布を選んでみませんか。

 

産地別、昆布の種類と特徴

昆布は国内生産量の95%以上が北海道です。天然もの、養殖もの、促成栽培などはありますが、それほど大きな違いはなく、産地によって違いが出てきます。

 

【真昆布(山出し昆布)】

産地:函館沿岸

特徴:肉厚で幅広。高級品で上品な甘味とクセのない、澄んだだし。煮て食べても美味

料理:鍋物、つくだ煮、塩昆布

 

【利尻昆布】

産地:利尻・礼文・稚内沿岸

特徴:真昆布より塩味があり、硬い感じ。真昆布ほどではないが甘味があり、ふわっと広がるクセのないうま味。透明な澄んだだしで京都の会席料理で好んで使われる(なかでも礼文島の香深〈かふか〉が最上級品とされる)

料理:湯豆腐、お吸い物、鍋物、漬物

 

【羅臼昆布】

産地:羅臼沿岸

特徴:だし汁がにごるが、香りがよく柔らかく黄色味を帯びた濃厚でコクのあるだし。そのだしのおいしさから、別名「だしの王様」と呼ばれる

料理:だしを取る料理には最適。その他煮物、おやつ昆布、佃煮

 

【日高昆布(三石昆布)】

産地:日高沿岸

特徴:柔らかくなりやすく味も良いが、どちらかというとだしより食べるほうに向いている

料理:佃煮昆布、昆布巻、おでん

 

だしを取った後の昆布をおいしくいただこう

だしを取った昆布には、うま味も水に溶けない栄養分も残っています。そこで、だしを取った後は冷凍してストックしてためておきましょう。冷凍して解凍するとネバネバがなくなり、薄くなって扱いやすくなるので(調理すればもとに戻る)、結び昆布などは格段に作りやすくなります。

【自家製塩昆布】

・だしを取った後の昆布:100g

・水:昆布がひたひたになる程度

〈調味料〉

・醤油:大さじ3

・みりん:大さじ1/2~1

・砂糖:大さじ1/2~1

・酢:小さじ2(昆布のごわごわ感をしっとりとさせる作用がある)

〈化粧塩用〉

・塩(一度から煎りしてサラサラさせた方がよい):適宜

 

1./昆布ははさみか包丁で3mm程度の千切りにし、鍋に昆布がひたひたになるぐらいに水を入れる。調味料をすべて入れ、落としぶたをして弱火で煮詰める。

2./水分がなくなり、煮詰まったら火を止めて冷ます。

3./2が冷めたら、昆布の塩加減を見てから塩を振る。

 

【パリパリ昆布チップス】

・だしを取った後の昆布

・塩:少々

・みりん:適宜

・白ごま:適宜

 

1./昆布を短冊状に切り、ハケでみりんを塗り、白ゴマと塩少々を振る。

2./レンジで2~3分程度加熱し、食べてみてパリっとするまで何回か加熱する。

 

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この記事を書いた人

編集部
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