夏本番。今年も各地で猛暑日が続き、夏バテで食欲不振、体調不良の方もおられるのではないでしょうか。
猛暑の8月を乗り切るためにも、体調管理は必須。日々の食事が、暑さにも負けない元気な身体作りに一役買ってくれます。
今回は、夏バテ予防を目的に、韓国の定番発酵食品、「キムチ」のパワーとパンチ力を借りましょう!
唐辛子は夏バテ防止に効果あり!?
キムチに使われる唐辛子の強力な刺激は、辛味成分のカプサイシンによるもの。カプサイシンには、胃粘膜の分泌を促進させる作用があるため、胃を守る効果があるのです。さらに、唐辛子には殺菌効果もあるため、食中毒予防にもなり、夏にピッタリの食べ物!
なかなか唐辛子だけを食べる機会は少ないと思いますが、簡単に摂取できるのが「キムチ」なのです。
トマトの「リコピン」も夏バテに効果的
夏野菜の代表的な存在といえばトマト。多く含まれる成分のリコピンやβカロテンには、身体の免疫機能を活性化させる作用があり、クエン酸やカリウムなどの栄養素によって、夏バテによる疲労回復に効果があるといわれています。
2つの最強コンビを手軽に食べられるのが真っ赤な“トマキムスープ”。
見た目は真っ赤で辛そうですが、トマトを加えることでキムチの辛味がマイルドになり、さっぱりした味になります。
真っ赤なトマキムスープのレシピ
炒めながらトマトを潰していく
【材料】
・白菜キムチ:60g
・トマト:1個
・ごま油:適量
・水:1カップ
・鶏がらスープの素:小さじ1
・酒;小さじ1
・みりん:小さじ1
・醤油:小さじ1
・塩こしょう:適量
※浅葱(適量)はお好みで
【作り方】
1./キムチ、トマトを食べやすい大きさにカットする。
2./鍋にごま油を熱し、キムチを炒める。キムチに火が通ってきたら、トマトを入れ、木べらなどで潰しながら炒めていく。
3./水分が減ってきたら、水、調味料を入れ、煮立たせたら出来上がり。
4./仕上げにお好みで浅葱などをのせる。
出来上がり