寒いこの時期だから作れる、ちょっと肉厚でボリュームのある干し芋を作りませんか。干し芋に含まれる食物繊維は、ご飯の約20倍、カロリーは米の3分の1! 肥満が気になる方でも安心です。また、疲労回復を促すビタミンB1はみかん(0.09mg/100g中)の2倍、ビタミンC(5mg/100g中)も2倍という、栄養満点の優れた健康食品です。輸入物も増える中、自分で作れば安全安心。ねっとりとしてうま味がいっぱいの干し芋で腸活しましょう。
「干し芋」の作り方
サツマイモは何でもOKですが、できればポクポク系(金時、紅あずまなど)より、ねっとり系(安納芋、紅はるかなど)の方がうまくできます。また、芋は蒸さずにゆでて作ることで、ねっとり食感を出します。
【材料】
サツマイモ
きれいな紅色のものを選ぼう
【作り方】
1./芋をきれいに洗い、上下を少し切っておく。
2./鍋に水をたっぷり入れ、芋を入れて中火にかける。芋に串を刺して柔らかく通り、皮に裂け目が入るぐらいまで茹でる。
※炊飯器に芋を入れ、芋が隠れる程度の水を入れて玄米モードで炊いても柔らかく仕上がる。
触ると指の跡が付くほど柔らかい
3./茹で上がった芋の皮をそっとむく。そっとやらないと、身が崩れるので注意。手でむきにくい場合は包丁でそっと削ぐようにむくとむきやすい。
そっとむかないと崩れるので注意
4./芋をお好みで5mm~1cmぐらいの厚みに縦に切る。包丁に水をつけながら切ると切りやすい。あまり薄くすると崩れてしまうので注意。
5./4をそっと手に取って平ザルなどに並べ、天日干しする。3日ぐらい干すと甘味がぐんと増して食べごろになる。
天日で干し上げると甘味が倍増!
食べる際にオーブントースターなどで軽くあぶると、甘くてねっとりした食感が楽しめます。
小腹がすいた時には最高!