じゃがいもは、買い置き野菜の定番ですね。いろんな料理にもつかえる便利な食材です。

もう一品何か欲しいな、と、いう時に、じゃがいもの皮を剥いて千切りにしたものをフライパンで焼くだけのガレットを作りましょう。

今回の味付けは、塩麹と無塩バターを混ぜ合わせた塩麹バターです。バターのコクと塩麹のコクが、シンプルにじゃがいもを美味しく仕上げてくれます。外はカリっと中はほっくりとした、子どもにも、大人にも人気の一品。

【材料】

・じゃがいも：500g

・無塩バター：30g

・塩麹：大さじ2

・胡椒：少々

・サラダ油：大さじ1

じゃがいもをシンプルに美味しく

【作り方】

1.／バターを耐熱容器に入れ、電子レンジで30秒～1分加熱して溶かす。溶かしたバターと塩麹を混ぜて塩麹バターを作る。

塩麹バターが味の決め手

2.／じゃがいもは、皮を剥き、薄くスライスしてから千切りにする。なるべく細い千切りにする。千切りにしたじゃがいもは、水にさらさない。

細めの千切りがまとまりやすい

3.／フライパンにサラダ油を入れ中火で熱し、2で千切りにしたじゃがいもをフライパンに高さのムラをつけないようにまんべんなく入れて、フライ返しなどで全体を押さえながら焼く。途中蓋をすることで、じゃがいも全体に火が通りやすくなる。

フライパンにまんべんなく広げる

4.／3分ほど焼きフライパンをゆすって、全体が動いてきたら、裏返す。一度、皿に出し、フライパンに返すように戻すことで崩れずに裏返すことができる。

皿を使って裏返して両面を焼く

5.／裏返し3で焼いたように、フライ返しで時々押さえながら焼く。2分ほど焼いたら、火を弱火にしてガレットの端を少し上げ、1で用意した塩麴バターをフライパンの底に流し入れて、フライパンをゆすってガレットを動かしながら、塩麹バターが全体になじむようにする。2分ほど焼いてこんがりとしてきたら、再度、返して、両面に塩麹バターをなじませる。塩麹バターを入れたあとは、焦げやすくなるので弱火で時々全体をゆすりながら焼く。

塩麹バターで仕上げ

6.／両面にこんがりと焼き色がつき、塩麹バターがなじんだら出来上がり！ 外は、カリっと中はほっくりとしたじゃがいもガレットを召し上がれ！

外はカリっと中はホクホク

温野菜の一皿にどうぞ！

坂本広美／発酵食品ソムリエNo.111。発酵料理愛好家。スクールカウンセラーなど子育て相談も務め、子どもの心とからだの成長発達に大切な「食」を親子で楽しむイベントなどを開催。