秋を装う「菊花和え」

カテゴリー:発酵食品全般 投稿日:2022.11.25

秋晴れの青い空と色づき始めた木々、食卓にも秋を感じたい季節です。彩りも美しく薬用効果もあるといわれる食用の菊の花を使って、簡単な和え物などいかがでしょうか。

食用菊は、食用に苦みが少なく、花びらを大きく品種改良されたものです。食用菊のひとつ「延命楽(えいめいらく)」は、山形県では「もってのほか」新潟県では「カキノモト」と呼ばれており、香りも良く食感もキュッとしていて白和えなど柔らかい素材と合わせます。今回は、「延命楽」の紫色と黄色を使って、秋の和え物を3品作ってみました。

 

【材料】

◆菊花

・菊花:1パック(約70g)

・酢:60ml

・水:1000ml

 

◆ほうれん草となめ茸の菊花和え

・ほうれん草:1束

・きのこのなめ茸:50g(参照:醤油麹 de いろいろきのこのなめ茸)

・茹でた菊花:50g

・醤油:少々

 

◆ツナと菊花の鮭醬油和え

・ツナ缶:フレーク小1缶

・茹でた菊花:50g

・「鮭醤油(佐藤水産)」:小さじ2

 

◆柿と菊花の白和え

・柿:1個

・木綿豆腐:1丁

・茹でた菊花:50g

・「鮭醬油(佐藤水産)」:小さじ2

彩りが美しい菊花を食卓に

 

【作り方】

1./菊花を茹でる。食用菊は、芯に近い部分を残して花弁をつぶさないように外す。

菊の香りがふんわりと!

 

2./鍋に1000mlの水を入れ沸騰させ、酢40mlを加える。1で外した花弁1パック分を入れ、箸で軽く押さえて混ぜながら20秒ほど茹でる。お湯を切り冷水にさらして粗熱が取れたらザルにあげ、軽く水気を切る。茹でた菊花を保存する場合は、水500mlに酢20mlを加えた酢水(茹でた時と同じ割合)に茹でた菊花を浸して冷蔵庫で保存すると1ヵ月ほど保存可能。または、保存用袋に薄く広げるようにして冷凍保存も可能。

鍋に入れると花弁が浮く

 

ザルでお湯を切る

 

酢水で保存

 

3./ほうれん草となめ茸の菊花和え。きのこは、醤油麹を使ってなめ茸を作っておく(参照:醤油麹 de いろいろきのこのなめ茸)。ほうれん草は、茹でてひと口大に切る。茹でた菊花50gは、軽く水気を絞る。なめ茸、ほうれん草と菊花を和えてできあがり! 味をみて、醤油で味を整える。

きのこと菊花で秋の味覚

 

4./ツナと菊花の鮭醬油和え。フレークのツナ缶のオイルは、軽く切る。水切りした菊花50gと鮭醤油小さじ2を和えてできあがり!

鮭醬油とツナの美味しさをアップ

 

5./柿と菊花の白和え。柿は半分に切り縦に5mm幅ぐらいに切る。木綿豆腐は、湯通しをして水切りをした後に、すり鉢やボウルで潰すように混ぜ、鮭醬油小さじ2を入れて、さらによく混ぜ合わせ和え衣を作る。柿と和え衣を合わせ、最後に水切りした菊花50gと和えてできあがり!

華やかでコクのある白和え!

 

坂本広美/発酵食品ソムリエNo.111。発酵料理愛好家。スクールカウンセラーなど子育て相談も務め、子どもの心とからだの成長発達に大切な「食」を親子で楽しむイベントなどを開催。

 

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この記事を書いた人

編集部
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