今回のレシピは、「コンビーフ丼」です。
−−この丼は実に美味である。コンビーフの肉から出てきた濃いうまみとコク、飯とタマネギに由来する上品な甘みが絶妙で、コンビーフの香辛料の西欧的な快香と、熱い飯の東洋的な芳香とが均衡を保っている。(『食に幸あり』小泉武夫、日本経済新聞社より)
【材料】
・コンビーフの缶詰:1缶
・タマネギ:1/2個
・コショウ:少々
・卵:1個
・ご飯:適量
・紅ショウガ:少々
・パセリ:少々
【作り方】
① ほぐしたコンビーフをフライパンに入れ、くし切り(薄切りでも可)タマネギを加える。
② コショウを加え、さらに炒める。
③ コンビーフが細かくバラバラになるまで炒めたら、溶き卵をかける。
④ 卵が少し固まりかけたところで、丼に盛ったご飯の上にかける。
⑤ 色付け薬味として、紅ショウガとパセリのみじん切りを載せたら、完成。
※「食魔亭」とは小泉家の厨房のこと。「食魔亭レシピ」では小泉先生が自ら作る食のレシピを料理研究家のマチルダこと町山千保さんが再現します。