こんにちは。発酵美容家のザイマリです。近年の甘酒ブームで健康飲料として人気が高まり、売上高はこの4年間で約3倍増、特に20〜40代女性の人気が高まっており自宅で作る人も増えてきています。
甘酒の新しいバリエーションとして、サツマイモで「食べる甘酒」を作ってみませんか?
サツマイモが糖化してトロ〜リ柔らかく強い甘みに変身し、お芋のホクホク感と麹のプチプチ感はまるでスイーツを食べているような贅沢な味わいと満足感が得られます。
そのまま食べても、薄めて飲んでも、パンに塗ってもと色々使える万能甘酒。お芋の塊が残っている部分があるとちょっと嬉しくなります。
サツマイモにはリンゴの10倍のビタミンCが含まれており、しかもサツマイモのビタミンCは加熱しても失われにくく、糖分をエネルギーに変えるビタミンB群や、抗酸化作用のあるビタミンEの相乗効果で美肌効果が期待できる美容食材です。カロリーも米で作るより低いのでダイエット中も安心ですね。
●サツマイモ甘酒
【材料】
・さつまいも:350g
・米麹:200g
・水:400〜500ml
【作り方】
1./炊飯器に厚めに皮をむき適当な大きさに切ったサツマイモと水200mlを入れ、普通炊飯で加熱する。サツマイモは皮つきでもOKだが、ない方がきれいに仕上がる。
サツマイモは皮つきでもOK
2./過熱後、木ベラやマッシャーでサツマイモを潰し、残りの水200〜300 mlを入れ60℃に下がったら、ほぐした米麹を入れてむらなく混ぜる。水分量はお好みの硬さになるまで少しずつ加える(今回は合計500ml使用)。
形が残っていても美味しい
3./ぬれ布巾をかぶせ(フタはしないで)炊飯器の保温で仕込む。50〜60℃を保ち途中2回ほど、底からしっかり混ぜて6〜8時間ほど置く。
色濃くなれば甘みが増した合図
4./最後に炊飯スイッチを入れ加熱し発酵を止めたら出来上がり。密閉容器に入れて冷蔵庫で保存、または冷凍保存も可能。
食べる甘酒“サツマイモ甘酒”
※あくまで個人的な感想であり効果・効能を示すものではありません。
ザイマリ/完全紹介制食育エステティックサロンオーナー。エステティシャン歴12年。企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・食育指導など多岐に渡り活動中。