生の赤唐辛子が旬を迎えています。生をたくさん入手した場合、すぐ使うもの以外は干さないとカビてしまいます。ザルに置いて干してもよいのですが、奥飛騨地方の厄除けとして作られる吊るし飾りを作って干し上げてみましょう。赤唐辛子は悪い物を退け、幸運を呼び込むとの言い伝えがあるそうです。その干し上がったものが鷹の爪です。おしゃれでかわいいインテリアにもなります。
「赤唐辛子の吊るし飾り」の作り方
唐辛子を麻ひもや稲わらで編みこんでいきますが、今回はわかりやすいように青と白のひもで作っています。唐辛子はヘタ寄りにひもを掛けていくと抜けずにうまくできます。慣れてくると、どんどんできるようになります。
※作るときは手袋をしてください。素手で扱って目などをこすると危険です。
【材料】
・赤唐辛子:14本(吊るし1本分)
・麻ひも:60cmを4本と30cmぐらい1本
・木の枝:1本
【作り方】
1./ひもを4本束ねて、真ん中で輪を作り、2本を外、2本を内側に揃える。
ひもを外と内に2本ずつ揃える
2./唐辛子を内の青2本の上にのせ、外の白を上からかける。
唐辛子を内の青の上にのせる
3./内の青を上へ持ち上げて白の外側にもっていく。
青を白の外側へもっていく
4./白をそろえてその上に唐辛子をのせる。
白の上にのせる
5./青を下げて白の外側にもっていく。その後白を持ち上げる。
青を下げて白を持ち上げる
6./白を青の外にもっていき、下げた青の上に唐辛子をのせて青を白の外側にもっていく。以後その繰り返し。
青の上に唐辛子をのせる
7./内側にあったひもを次は外側へ、外側にあったひもを内側へ、を繰り返していく。最後まで来たら、4本束ねでかた結びをして出来上がり。
内、外を繰り返して編み込んでいく
かた結びをして出来上がり
(文責・編集部)
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