11月1日は、日本酒造組合中央会の制定した「本格焼酎・泡盛の日」。
これは、毎年8〜9月に仕込みが行われた新酒が、この時期に飲みはじめられることから決まったものだ。
本格焼酎とは、酒税法での「単式蒸留焼酎(焼酎乙類)」で、単式蒸留器で蒸留したアルコール度数が45度以下のもの。簡単に言うと、自然の原料を使い、昔ながらの製法でつくられた本格派の焼酎である。単式蒸留器で蒸留するために原料の風味がアルコールに溶けやすく、独特の風味がある。そのなかでも原料にタイ米を使い、黒麹菌で醸造させた沖縄県特産のものが泡盛だ。
焼酎は、米や麦から作られた麹に芋、米、麦、そば、黒糖などの原料を加えて発酵させ、できたもろみを蒸留することでつくられる。原料により生まれる特徴的な味わいが人気となっている。
(連続式蒸留機で蒸留したアルコール度数が36度未満のものが「焼酎甲類」)
発酵学者で東京農業大学名誉教授の小泉武夫(当メディア・総合監修)は、焼酎・泡盛の魅力の秘密を「黒麹菌の力と原料となる水を吟味していることにある」と語る。
日本酒造組合中央会は「本格焼酎・泡盛の日」を記念し、『11月1日は「本格焼酎・泡盛」の日』試飲体験イベントを11月1日(日)~3日(火)の3日間、東京スカイツリータウン4Fスカイアリーナにて開催する。
【「11月1日は『本格焼酎・泡盛』の日」】
日時:2015年11月1日(日)〜3日(火・祝日)15時〜20時
会場:東京スカイツリータウン スカイアリーナ