食通がうなる!北の大地の「しいたけ」

カテゴリー:食情報
投稿日:2015.12.26

量産せずにじっくり育った濃厚な味

「想いの茸」という地平線を見て育った、ブランドしいたけがある。「想いの茸」は北海道中標津産で、量産をせずに通常の栽培期間よりも長くじっくりと育てるので、傘の厚みも大きさも通常のしいたけの2倍ほどもあります。それでいて味は濃厚かつ繊細。食べるとしっかりとした歯ごたえもあり、上品なお吸い物のだしがあふれ出るような旨味を感じる逸品です。

 

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想いの茸

 

栽培法もユニークかつエコ

「想いの茸」は栽培法もユニークでエコ。しいたけは寒さに弱く、常に秋のような気象条件を保つ必要があります。しかし、中標津の冬は厳しく、冬はマイナス15℃近くまで下がるので、ビニールハウスを二重にして空気の層を作り、冷気を遮断して育てます。またハウス内の暖房はCO2を排出しないヒートポンプを採用し、環境にも配慮しています。来春には、小学校の廃校を利用した栽培も始める(生産者の遠藤さん談)とのことで、地域の資源を有効に活用し、町おこしの一翼も担っています。

 

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生産者の遠藤さん

 

おすすめレシピ「想いの茸のチーズ焼き」

「想いの茸」は普通のしいたけより肉厚で傘も大きいので、傘の上にバターやチーズをのせてそのまま焼くことができます。これが生産者の遠藤さんイチ押しの食べ方だそうです。

 

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想いの茸のチーズ焼き

 

【材料】

想いの茸 5個

ピザ用チーズ 20g

マヨネーズ 適宜

 

【作り方】

①「想いの茸」は軽く洗って石づきをとり、傘のひだのある方を上にして、マヨネーズをじくの周りに絞る。このとき、あまりマヨネーズを絞りすぎると途中であふれてしまうので、ほどほどに。

②ピザ用のチーズをじくの周りに置いていく。

③これをオーブントースターか直火で焼き上げる。

④焼きあがったらお好みで醤油を一垂らししてもOK。

 

しいたけの成分は抗がん剤にも

しいたけには不溶性食物繊維が多く含まれているので、腸の動きを活発にさせ、便秘の予防や改善に効果があります。また、不溶性食物繊維は、ダイオキシンや水銀など、身体に有害な物質を吸着する性質があり、一緒に便として排出されます。さらに、椎茸に含まれる成分を精製して作られるレンチナンは手術ができない状態の胃がんなどの抗がん剤としても用いられています。その他の栄養として、特にビタミンD(2μg/可食部100gあたり、以下同じ)やカリウム(280 mg)が多く含まれます。

 

参考:『日本食品標準成分表2010』準拠「食品成分表」(大修館書店)

 

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この記事を書いた人

編集部
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