道の駅に寄ったとき、たくさんの落花生が並んでいました。その中に私の生活圏には並ばない「生落花生」も肩を並べていて、思わず手に取りました。普段、店頭でジーマミー豆腐を見つけるとついつい買ってしまうほど好きなのに材料が手に入らず作ったことがありませんでした。沖縄の方たちはそれぞれの家で作っていらっしゃるという話をきいたことがあったので、私も挑戦しました。思ったより手軽に美味しく出来ましたのでぜひお試しください。
【材料】
・生落花生:150g(サヤから出して)
大粒のものがおすすめ
・片栗粉:45g
・水:450ml
▼たれ
・洗双糖:大さじ1(上白糖でも可)
・本みりん:大さじ2
・醤油:大さじ2
【作り方】
1./生落花生をサヤから出して、ボウルに入れて全体がかぶるくらい水(分量外)を入れて一晩おく。水に浸けておくことによって薄皮が剥きやすくなる。
この一手間が大切
2./生落花生をザルに上げて一粒ずつ、薄皮を剥く。
生落花生はこんなに白い!
3./薄皮を剥いた生落花生と水をミキサーに入れてなめらかになるまで撹拌する(ハンドブレンダー等でもよい)
4./なるべくテフロン加工の鍋を用意して、さらしをかけて3の落花生水をこす。さらしをぎゅっと絞り落花生水を全部鍋に入れる(さらしの中に残った絞りかすは豆腐のおからのように使えるのでご利用ください)
5./鍋を火にかける前に片栗粉を少しずつ入れて、よく溶かす。
6./片栗粉が溶けたら、鍋を弱火にかけてヘラなどでゆっくり30分ねる。焦げ付かないように優しく。時間をかけてゆっくり練ると美味しく仕上がる。
15分位でこんな感じ
7./練り上がったら、バットにあけて粗熱をとり冷蔵庫で冷やす。
8./小鍋に洗双糖・本みりん・醤油を入れて弱火でアルコールを飛ばしてタレの出来上がり。
9./食べる直前にジーマミー豆腐を器に盛り付けて、お好みでワサビをのせてタレをかけながら召し上がれ。
もっちりジーマミー豆腐
奥田佳子/発酵食品ソムリエNo.110。発酵料理愛好家。医療現場で働くうちに食の大切さに気づき、天然酵母を使い家庭でできる美味しいパンの教室を自宅で開催。
文庫版サイズ(厚さ1.6×横10.5×縦14.8cm)
464頁
定価:本体2,000円+税
発行:株式会社IDP出版
ISBN978-4-905130-46-8
◎入手方法
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