蒸し暑いこの時期、さっぱりとしたものが食べたくなりますよね。
でも、冷たいジュースやアイスばかりでは栄養やカロリーが心配になります。
そこで今回はホワイトバルサミコ酢を使ったサラダのご紹介です。ひんやりさっぱりで、しっかり体にいいものをいただけます。

バルサミコ酢はワインビネガーより熟成期間が長く、栄養価や旨味が凝縮されています。酸味が優しくフルーティで奥深い味わいが特長です。
ふだん使っている酢やワインビネガーをバルサミコ酢に置き換えるだけでお料理がワンランクアップする優れものです。

スーパーマーケットなどでよく見かける「バルサミコ酢」は黒っぽい濃い色をしています。今回使うのは淡い黄色で透明感のある「ホワイトバルサミコ酢」です。
違いは使っているブドウの種類です。
ホワイトバルサミコ酢は、食材の色をそのまま鮮やかに仕上げてくれるので白身のお魚や野菜の色も損ないません。
ワインビネガーよりコクと旨味があるのに、バルサミコ酢よりさっぱりとした味わいのホワイトバルサミコ酢は、食欲が減退するこの時期にオススメです。
（バルサミコ酢はどっしりとコクが強いので、しっかりとした味付けにしたいときや色の濃い食材に使うのに向いています）

ホワイトバルサミコドレッシングの魚介サラダの作り方
【材料】
・お好みの魚介類（刺身盛り合わせ、ボイルしたエビ･ホタテ･タコなど）：200g
・お好みの野菜：100～150g
・大葉：３～4枚

〇ドレッシング
・ホワイトバルサミコ酢：大さじ2
・エキストラバージンオリーブオイル：大さじ2
・たまねぎ：1/8個
・ドライトマト：10g
・すりおろしニンニク：小さじ1/3
・塩：適宜

【作り方】
1.／玉ねぎはみじん切りにし、辛みとりのため皿などに広げて15～30分ほど空気にさらしておく。

栄養が水に流れ出さないように

2.／ドライトマトはヒタヒタのお湯に浸し10分ほど置いて戻し、みじん切りにする。

湯に浸して塩抜き

3.／ホワイトバルサミコ酢、エキストラバージンオリーブオイル、すりおろしニンニク、
1、2を合わせ、塩でお好みの味に調える。

2の戻し汁を少し加えても美味

4.／大葉は流水で洗い、キッチンペーパーなどで軽く押さえて水分をとる。茎を切り落とし、千切りにする。

大葉の良い香り

5.／魚介類・野菜を食べやすい大きさに切り、皿に盛る。3をかけ、4を散らして完成。

魚介の色もトマトの赤も鮮やか

（監修　深尾由起子）