年末年始におすすめ「明太子のパスタ2種」

カテゴリー:レシピ 投稿日:2024.12.15

年末年始は何かと忙しい。そんな時のお助けレシピが、明太子使用のパスタ。明太子は、スケトウダラの魚卵であるタラコを発酵調味料で漬け込んだ食品です。悪玉コレステロールを減らす成分が豊富で、調味液に含まれるカプサイシンには体を温める効果も期待できます。
スケトウダラは11月から1月が旬。12月には卵が成熟してひときわ美味しくなります。
パスタと一緒に食べれば、腹持ちもいいですよ。王道の「明太子スパゲッテイ」と、豆乳とめんつゆ味の「和風明太子フジッリ」の2種類をご紹介します。

 

明太子スパゲッテイの作り方
スパゲッテイをゆでている間に、他の材料を用意する時短料理です。ゆでたお鍋の水分をさっとふき取ってボウル替わりに使用すると、洗い物も減らせます。

 

【材料】(1人分)
・明太子:50g
・スパゲッティ:100g
・オリーブ油:大さじ1
・水(スパゲッティをゆでる):1000ml
・塩(スパゲッティをゆでる):小さじ1
・大葉:適量
・刻みのり:適量

 

【作り方】
1./鍋で水を沸かし、沸騰したら塩を入れる。スパゲッティを指示通りの時間ゆでる。
2./スパゲッティをゆでている間に、ほかの材料を準備する。明太子を薄皮から取り出す。大葉を千切りする。刻みのりを用意しておく。

明太子を薄皮から取り出す

 

3./スパゲッティがゆであがったら、ザルにあげて水をよくきる。元の鍋の水分をキッチンペーパーでふき取り、スパゲッティを戻し入れ、オリーブ油を入れて軽く混ぜる。

オリーブ油をまぶすとくっつかない

 

4./2の明太子を入れて混ぜる。器に入れ、2で用意した大葉と刻みのりを振りかける。

オリーブ油と明太子の相性が良い

 

和風明太子フジッリの作り方
フライパン1つでできる簡単料理です。フジッリとは、らせん状をした長さ3.5センチほどのショートパスタで、ソースがからみやすい特徴があります。豆乳とめんつゆと明太子のトリオは、驚きのおいしさ。火が強いと湯葉ができてしまうので、その点だけ注意してください。

 

【材料】(1人分)
・明太子:50g
・フジッリ:100g
・豆乳:200ml
・2倍濃縮のめんつゆ:100ml
・水:150ml
・ブロッコリースプラウト(大葉やカイワレ、小ネギでもよい):適量
・(お好みで、味変用に)レモンかユズ:くし形1切れ

 

【作り方】
1./フライパンに豆乳、めんつゆ、水を入れ、中火にかける。
2./泡が出てきたら火を弱め、フジッリを入れる。沸騰すると豆乳の湯葉ができてしまうので、沸騰させずに時々混ぜながら、フジッリを煮る。

フジッリを煮る

 

3./煮ている間に、ほかの材料の準備をする。明太子を薄皮から取り出す。ブロッコリースプラウトの根を切り落とし、洗っておく。
4./水分がなくなるころに、フジッリがゆであがるように調節する。フジッリが硬いのに水分がなくなった場合は水を足す。フジッリが柔らかくなっているのに水分が残りすぎている場合は、火を強めて水分をとばす。フライパンの底にくっつかないように、底からかき混ぜる。
5./水分がほぼなくなったら、火を止める。

煮あがったフジッリ

 

6./3の明太子を入れて混ぜる。
7./器に入れ、3で用意したブロッコリースプラウトを上に置く。
8./半分ほど食べたところで、ユズやレモンの果汁を絞り入れて「味変」を楽しむのもアリ。

和風が驚きのおいしさ

 

福田恭子/発酵食品ソムリエ。薬膳コーディネーター。フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国以上で取材。

 

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この記事を書いた人

編集部
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