酸っぱさを手なづける64 サラダかぼちゃ、コリンキーのピクルス

カテゴリー:レシピ 投稿日:2024.08.30

ビタミンカラーがまぶしい、夏のかぼちゃコリンキー。
生食ができ、普通のかぼちゃより身質が柔らかく、調理もしやすいコリンキーを使ってピクルスを作ります。
コリコリ、シャキシャキ、コリンキーの歯ごたえのよい食感と、ほんのりとした甘みが、酸っぱさとよく合います。かぼちゃというと、まず包丁で切るときの大変さが思い浮かびますが、コリンキーはそういった心配は無用。作る人にとってもフレンドリーなかぼちゃです。

 

サラダかぼちゃ、コリンキーのピクルスの作り方
【材料】
・コリンキー:250~300g

 

<漬け汁>
・米酢:50ml
・白ワインヴィネガー:50ml
・白ワイン:50ml
・水:50ml
・砂糖:小さじ2と1/2
・塩:小さじ1/4
・ローレル:1枚
・にんにく:1/2個
・ジュニパーベリー:数粒(もしあれば)

 

【作り方】
1./コリンキーの皮をむき、4~5mmほどの薄切りにする。

2./にんにくを薄切りにする。

3./鍋に米酢、白ワインヴィネガー、白ワイン、水、砂糖、塩を入れ、砂糖と塩を粗方溶かしたのち、火にかけ、沸いたら火を止める。

砂糖と塩を加熱前に溶かすのがコツ

 

4./チャック付き保存袋に、1のコリンキー、2のにんにく、3の漬け汁、ローレル、もしあればジュニパーベリーを入れ、チャックをして冷蔵庫へ。一晩漬けたら出来上がり。

写真手前の丸い粒がジュニパーベリー

 

余分な空気を抜いてチャックを閉める

 

おかずに、お酒のおつまみにどうぞ

 

鮮やかな色のコリンキーのピクルスは、食卓に華やぎをそえてくれる一品です。また「もしあれば」と付記しているジュニパーベリーは、ウッドの香りと、ほろ苦さと甘みをそえてくれるスパイスで、ピクルスの美味しさを一段引き上げてくれます。小瓶で売っているお店もあるので見つけたらぜひトライしてみてください。
今回は、シンプルにコリンキーを味わうレシピですが、辛い味がお好きな方は、種を除いた青唐辛子1本を漬け汁に足していただき、ピリっとしたテイストを楽しんで頂くこともできます。

 

(文・写真◎奥田ここ)
国内外各地の市場を「師」とあおぎ、様々なスタイルでの和食及びイタリア家庭料理の料理教室を主宰。各種媒体・広告へのレシピ提供や食材産地の取材および食に関する企画・執筆、オーダーメイド仕様の出張料理など、国内外問わず活動中。素材の味を大切に無駄なく使い切る献立作りを心掛けている。
kokookuda (https://www.instagram.com/kokookuda/)

 

  •                    

\  この記事をSNSでシェアしよう!  /

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう!
小泉武夫 食マガジンの最新情報を毎日お届け

この記事を書いた人

編集部
「丸ごと小泉武夫 食 マガジン」は「食」に特化した情報サイトです。 発酵食を中心とした情報を発信していきます。

あわせて読みたい