沢庵漬けというと、何十本も大根を干して、大きな木の樽と重石でじっくり漬ける大変な漬物、というイメージがあります。これを100均のバケツとビニール袋、ペットボトルで簡単に作ってしまいます。もちろん“本家”と同じではありませんが、少量でも作れ、簡単な割にはとても美味しく、本格的な味になります。今回は先日ご紹介した柿酢の搾りかすを入れて漬けたので、より丸みのある深い味になりました。
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簡単沢庵漬けの作り方
果実酢の搾りかすがない場合は、干したリンゴの皮やミカンの皮などを入れてもOKです。大根は沢庵用の大根ではなく、通常売られている青首大根で十分です。また、バケツは100円ショップで同じものを2個購入してください。バケツは他の漬物にも応用でき、とても便利です。
【材料】
・青首大根:バケツに入る程度(5本ぐらいまで)
・鷹の爪:1~2本(輪切りにしておく)
・100円ショップのバケツ:2個
・ビニール袋:1枚(大き目の丈夫なもの)
・重石用の2ℓのペットボトル:2~3本程度
●漬け床
※以下、干し上げた大根の重さに対して計ってください。
・米糠:10%
・粗塩:5%
・砂糖:4%(できれば三温糖やザラメが良い)
・柿酢の搾りかす:10%(なければリンゴやミカンの皮を干したもの適量)
柿酢の搾りかすが活きてくる
【作り方】
1./大根を縦半分に割って干す。青首大根は太いものが多く、なかなか干し上がらないので半分にする。
なるべく細めの青首大根が良い
2./大根を押してみて、固い部分がなくなるまで干し上げる(1週間~10日程度)。二つ折りにして抵抗なくペタッと折れるほどになればOK。固い部分がいつまでも残っている場合は、瓶などで叩いて柔らかくすると良い。
ペタッと完全に二つ折りになる
3./ビニール袋に漬け床の材料と鷹の爪を入れてよく混ぜる。そこに2を入れてよくもみ込んでなじませ、空気を抜いてから口を結ぶ。
袋の口はしっかり結ぶ
4./バケツに3を平らになるように押し込んで、その上からもう1個のバケツを重ね、ペットボトルを2~3本のせて重石をかける。
バケツに入れるだけの簡単重石
5./2、3日経つと、大根から水分が出て、1週間から10日で漬け上がる。
本格的な味の沢庵の出来上がり
ポリポリと歯触りも抜群!