アサリの旬は4~5月と言われています。しかし、アサリはその後、産卵を終え、一度身がやせてしまうのですが、7月頃になると再び秋に向けてふっくらして美味しくなります。鮮度の良い殻付きアサリを使って、アサリ飯を作ります。出汁はアサリの旨味で十分。一度酒蒸しをすることで殻を簡単にむくことができます。
アサリ飯の作り方
アサリは殻付きの鮮度の良いものを選ぶと、しっかり出汁が出ます。アサリは日本酒をたっぷりめに入れて酒蒸しにし、その後、殻を外して(簡単に外せる)、さっと煮てから炊き込んだご飯にのせます。ご飯と一緒に炊き込んでしまうとアサリが縮んでしまうので、最後に入れるのがコツです。
【材料】
・米:2合
・殻付きアサリ:300g程度(お好みでたくさん入れるとより美味しい)
・日本酒:大さじ3
・醤油:小さじ2程度
・根生姜:10g
・薬味:三つ葉など少々
【作り方】
1./米を研いでザルに上げ、1時間程度置いておく。
2./アサリの砂を抜き、よく洗ってから鍋に入れて火にかける。
3./日本酒大さじ2を入れて、フタをしてアサリを酒蒸しにする。
アサリを酒蒸しにする
4./アサリの口が完全に開いたら、火から下ろし冷ます。
5./アサリが冷めたら殻から指で身をとり出す。完全に火が通っていればぽろっと取れる。
簡単に殻から取り出せる
6./根生姜をみじん切りにする。
7./煮汁ごと5と6を鍋に入れ、塩加減を見てから醤油を入れて火にかけ、さっと煮て、火を止めてから煮汁と身を分けておく。
さっと煮る
身と煮汁を分けておく
8./炊飯器や釜などに1を入れ、7で出た煮汁と日本酒大さじ1を入れてから水を普通の分量まで入れる。
9./煮汁入り水の味を見て薄めに感じればOK。普通に炊き上げる。
10./炊上がったところで煮ておいたアサリを入れてさっくり混ぜて出来上がり。
炊上がりにアサリを入れる
出来上がりふっくら
(文責・編集部)