旬の生ワカメで手作り!「塩ワカメ」

カテゴリー:漬物 投稿日:2022.01.27

ワカメの旬は2月の厳冬期です。これから採り立ての生ワカメが店頭に出回り始めます。
今回は生ワカメを手作りで塩ワカメにします。生ワカメのシャキシャキ感も良いですが、手作りした塩ワカメの弾力のあるキメの細かい食感は、味噌汁や酢の物、鍋など何にでも使えて市販のものとは一線を画します。色も鮮やか、保存も効くので大変便利です。

 

塩ワカメの作り方
作り方は簡単です。さっと茹でて塩を振って漬け込むだけです。同時に茎ワカメもできます。

 

【材料】
・生ワカメ:適量
・粗塩:適量

旬の生ワカメ、茎も立派

 

【作り方】
1./生ワカメをよく水洗いし、ザルに上げる。
2./茎から葉を外し、葉と茎を分ける。爪やナイフなどで少しだけ葉に茎が残るように、葉と茎の間に裂け目を入れて裂いていく。葉に茎を残すと、食べた時のシャキシャキ感が出る。

葉に少し茎を残すように裂く

 

葉と茎を分ける

 

3./鍋に水をたっぷり入れて沸騰させ、2を入れて1分程度茹でる。さっと鮮やかな緑色に変わる。

一瞬で鮮やかな緑色に変わる

 

4./茹でたらこれ以上火が通らないようにすぐに水に入れて冷やし、冷えたらザルに上げて水を切る。

さすが新ワカメ。目にも鮮やかな緑色

 

5./ポリ袋に4を入れ、塩を大量にふる。ワカメ10に対して塩1ぐらいふり、2kg程度の重石をして1日漬ける。
6./塩と重石で漬け込むと大量の水が出る。これを捨ててワカメを手でぎゅっと絞り、再び5と同じぐらいの塩をして漬け込む。これを2~3回程度くりかえす。

驚くほど水が出る

 

2回目。まだ水がこんなに

 

7./ワカメの色が深緑色に変わったら出来上がり。水をよく絞り、塩をまぶして保存する。冷蔵庫で保存すれば1ヵ月は保存可能。食べる時は塩出しをする。

定番の味噌汁。香りと食感がたまらない

 

(文責・編集部)

 

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