こんにちは、発酵美容家のザイマリです。
子供も大人も大好きな定番家庭料理のチキンソテーですが、自宅で作ると皮はしっとり、身はパサパサ。どうしてもプロが作るようにはいきません。今回は、シンプルだからこそ難しいと思われがちな、皮パリパリのチキンソテーの作り方をご紹介します。皮が上手に焼けると肉汁と旨味が凝縮されて、鶏臭さもなくなり、見た目も美しく仕上がります。
大事なことは下準備と温度だった!
冷蔵庫から出した鶏肉は室温に戻しておきましょう。これをすることによって均等に熱が伝わり、焼きむらをなくすことができます。また筋を切り、肉の厚みを均一にします。皮目は焼いたときに縮まないよう、包丁やフォークで穴を開けておきましょう。
焼く時にフライパンは温めず、常温のフライパンに皮を下にした鶏肉を乗せてから火をつけてください。火加減は弱火で10分程度焼き、ここで8割火を通してしまうのがポイントです。
皮パリパリ! 身はジューシーチキンソテーの焼き方
【材料】
・鶏もも肉:1枚(250-300g)
・塩:小さじ1/2
・こしょう:お好みで
1. /鶏もも肉は焼く30分前から室温に戻し、身についている余分な脂肪や筋を切っておく。身の厚い部分に包丁を入れて開き、全体の厚みを均一にしておく。皮にも包丁やフォークで穴を開けておく。
皮が縮まないように穴を開ける
2./鶏もも肉の水気をキッチンペーパーで拭き取ったら、皮の方にだけ小さじ1/2の半分の量の塩をふりかけておく。
3./油(分量外)をひいた常温のフライパンの上に、皮目を下にして鶏もも肉を置いてから弱火にかける。
塩がふってある皮目から焼く
4./肉の上にアルミホイルをかぶせ、その上に皿などの重しを置き、弱火のまま10分程度焼く。
5./肉の表面に水分が出てきて半分以上白くなったら裏返すサイン。出てきた余分な水分を拭き取り、身の方にも残りの小さじ1/2の半分の塩をふりかけ、裏返して2、3分焼けば出来上がり。
これくらいになったら裏返す
時間がたっても皮はパリパリ
ザイマリ/完全紹介制食育エステティックサロンMalinoオーナー。エステティシャン歴17年。企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・食育指導など多岐にわたり活動中。