出来立てはまるで宝石か氷のように透明感のある砂糖の和菓子、琥珀糖を作ります。酸味の効いた梅干しを入れて、少し塩気も感じる不思議な味です。
表面を1週間ほど乾燥させるとシャリシャリとした食感に変わります。お子様と一緒に夏休みに作ってみませんか。今回は梅干しで作りますが、かき氷のシロップで作ると色とりどりの琥珀糖ができます。
「梅干し琥珀糖」の作り方
のし梅でもご紹介していますが、寒天は酸味が強すぎると固まらない性質があるので、ご注意ください。見た目も味もとても上品な和菓子なので、冷たい煎茶や抹茶などとよく合います。
【材料】
・砂糖:300g
・水:200ml
・粉寒天:4g
・梅干し:1/2個
【作り方】
1./梅干しの種を取り、叩いてペースト状にする。あまり叩きすぎず少し果肉を残しておいてもよい。
2./鍋に水をいれ、粉寒天を溶かす。中火にかけて寒天が溶けたら2分沸騰させる。
3./砂糖を入れて弱火にし、煮詰めてヘラで持ち上げて糸を引くようになったら火からおろす。
砂糖を投入
持ち上げると糸を引く
4./3を水にぬらしておいたバットに流し入れ、そこに1を散らす。
梅干しを適当に散らす
5./4を2時間冷蔵庫で冷やす。固まったらお好みの大きさに手でちぎり出来上がり。
涼やかな和菓子
出来立ては透明感がありますが、これを1週間程度冷蔵庫で乾燥させると表面に砂糖が浮いてきて、シャリシャリした食感に変わります。
シャリシャリ食感も楽しい
お子様向けにはかき氷のシロップを小さじ3程度入れて色を付けるときれいな宝石のようになります。
まるで宝石のよう
(文責・編集部)