大豆に米麹や麦麹など麹と塩を加えて発酵・熟成させた味噌はいま、すぐれた機能性が注目されています。お味噌汁だけではなく、いろいろな料理に合わせて使いたいものです。今回は、手作りぎょうざの調味料として味噌を使ってみました。
味噌に含まれている大豆たんぱくの働きで肉の臭みが取れ、旨味が増します。肉と野菜たっぷりのぎょうざにしてみました。子どもと一緒に家族で作っておうち時間を楽しく過ごしてみませんか。
【材料】
・豚ひき肉:250g
・キャベツ:120g
・にら:1/2束
・生姜:10g
・味噌:15g
・酒:大さじ1/2
・醤油:小さじ1/2
・塩:小さじ1/2
・ごま油:大さじ1
・ぎょうざの皮(市販品):1袋(35枚入り)
生姜はすりおろす
【作り方】
1./にらは、みじん切りにする。キャベツは、みじん切りにして塩少々をふり少し時間を置き、しんなりしたら水分を絞っておく。
キャベツは塩でしんなり
2./豚ひき肉に酒大さじ1/2と塩小さじ1/2を入れて、手でしっかり混ぜる。
塩と酒を入れてしっかり混ぜる
3./酒と塩が全体に混ざったら、味噌15gを入れて、全体に混ざるようにしっかりと混ぜる。
味噌も全体に混ざるように
4./味噌が全体に混ざったら、醤油とすりおろした生姜の搾り汁を混ぜ、その後に水分を絞ったキャベツのみじん切りとにらのみじん切りを入れて混ぜる。
きゃべつとにらもよく混ぜる
5./最後にごま油を回し入れ、全体になじむように混ぜる。
材料全部をまとめるように
6./ぎょうざの皮でひとつずつ、大きさが均等になるように包む。
形はいろいろでOK
7./お好みで焼きぎょうざや水ぎょうざに。フライパンで焼きぎょうざをしながら、鍋で水ぎょうざの同時進行をして、焼きぎょうざと水ぎょうざの両方を味わうのも楽しいものです。
8./焼きぎょうざは、焼き目がついたら水を入れて蓋をして蒸し焼きにして、仕上げは、蓋を取って水分がなくなり焼き目の部分がパリっとしたらできあがり。
皮の表面につやが出てくるのが目安
9./水ぎょうざのときは、たっぷりのお湯の中にぎょうざを静かに入れて数分すると浮いてくるのができあがりの目安。
浮いてくるのがめやす
10./食べる時には、ぎょうざのタネが旨味十分でそのままでも美味しくいただけますが、醤油、酢、ラー油などお好みで!!
坂本広美/発酵食品ソムリエNo.111。発酵料理愛好家。スクールカウンセラーなど子育て相談も務め、子どもの心とからだの成長発達に大切な「食」を親子で楽しむイベントなどを開催。
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