「発酵の摩訶不思議な世界に人生を捧げ、希代のグルマンとして世界中を旅してきた小泉武夫さん。待ちに待った定年を迎え、その後の舞台に選んだのは、北海道の石狩市だった……」(『週刊朝日』より)
食文化の大地、北海道石狩を“味覚人飛行物体”がゆく
小泉武夫先生は「発酵仮面」「ムサボリビッチカニスキー」「味覚人飛行物体」などの別名があります。東京農業大学を定年後、教授時代から縁があった札幌市に本社を置く佐藤水産株式会社が発祥の地である石狩に加工場を新設するという。そこに鮭の研究室もつくることになり、小泉先生と石狩の絶妙味覚物語が始まった――。
軽妙洒脱な筆致で、石狩の食を味わい尽くします。第1回(全4回)は肥沃な石狩平野と大河、石狩川の風土と元祖石狩鍋の名店の「鮭尽くしコース」が登場。
ぜひ“小泉ワールド”にひたってみてください。