
サトイモが豊富に出回る時季になりました。サトイモは煮っころがしの定番ですが、皮むきはぬるぬるしていて大変、という声を聞きます。まして小さいサトイモになると、包丁でむくと食べるところがなくなりそうだし、やはり面倒です。そのためなかなか手が出にくいものです。そこで、包丁をほとんど使わずにツルン!とむける裏ワザをご紹介します。どんなに小さなサトイモでも、気持ちよくきれいにむくことができます!
サトイモの皮むきの裏ワザ
電子レンジを使うやり方もありますが、レンジにかけすぎるとサトイモがすかすかになってしまうので、茹でてからむく方法をご紹介します。コツはイモを生茹での状態で止めることです。茹ですぎると、手で押し出すときに形が崩れてしまいます。
1./サトイモ(どんなに小さくてもOK)を一度にたくさん洗い桶に入れて、水をたっぷり注ぎ、サトイモをこすり合わせるようにゴロゴロ転がしながら泥を落として洗う。水がきれいになるまで、3~5回ぐらい繰り返してザルに上げる。
小さいものでもOK
2./親イモについていた方(かさぶたのようになっている方)を包丁で切り落とす。
親イモについていた方を切り落とす
3./鍋に2を入れ、たっぷりの水を注いで茹ではじめる。
4./サトイモの大きさにより茹で加減はまちまちなので、10分ぐらい茹でたところで1つ取り出し、水で少し冷やしてから手で押し出すようにつまんでみる。皮がむけそうであればすべてザルに上げる。
5./少し冷やしてから切り口に向けて手でつまんで押し出すと簡単にツルンとむける。冷やしすぎるとむきにくくなるので注意。
そっくりツルンと楽にむける
むいたサトイモは煮っころがしにします。ある程度茹でてあるのですぐ柔らかく煮上がります。
【材料】
・むいたサトイモ:500g
・鰹出汁:200ml
・醤油:大さじ3
・本味醂:大さじ3
・砂糖:大さじ1
【作り方】
1./サトイモを鍋に入れ、調味料を入れて中火にかける。
2./煮立ってきたら、鰹出汁を入れて煮る。煮汁が1/3ぐらいになったら出来上がり。
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