
黄色く熟した柚がまだ手に入る時季です。この柚子を贅沢に使ってポン酢を作ります。柚子果汁の色と香り、風味をできるだけ残すため、醤油ではなく塩を使って昆布と鰹節で旨みを加えます。塩焼きの魚や白身の刺身、鍋物がプロの味になります。
「柚子塩ポン酢」の作り方
手元に柚子がたくさんある場合は、柚子果汁100%で作りますが、柚子が少ない場合は、レモンや米酢で代用してください。
【材料】
・柚子果汁:200ml(柚子果汁100ml、レモン果汁または米酢100mlでも可)
・本味醂:100ml
・日本酒:100ml
・砂糖:小さじ1
・塩:小さじ2
・鰹節:10g程度(だしパックに入れる)
・出汁昆布:10cm
・柚子の輪切り:2~3切れ
材料をそろえる
【作り方】
1./柚子の果汁を搾る。量を測り、足りない分はレモンや米酢を足して、合わせて200mlになるようにする。
2./鍋を熱し、本味醂、日本酒を入れて煮立ててアルコール分を飛ばし、砂糖、塩を加えて溶かしてから冷ます。
アルコール分を飛ばす
3./2が冷めたら1を加えてよく混ぜる。
4./保存用のガラス瓶などに、出汁昆布、だしパックに入れた鰹節、柚子の輪切りを入れ、3を注いでフタをし、1週間ほど置いて出来上がり。鰹節をだしパックに入れておくと濾す手間がなく便利。
鰹節はだしパックに入れる
鱈の唐揚げにかければ格別の味に