超簡単でプロの味!! 「焼き鳥のタレ」の作り方

カテゴリー:醤油 投稿日:2017.04.14

 焼き鳥といえば専門店で食べたり、買ってくるものと思っていませんか?それは、鶏肉は簡単に手に入るし焼くこともできるけれど、肝心の味付けに必要なおいしい焼き鳥のタレが手に入りにくいからかもしれません。ならばお好みのタレを作ってしまいましょう。切れ味の良い辛口、マイルドな甘口は自由自在。作り方は超簡単。焼き鳥だけでなく何にでも応用が効いて便利です。

 

 おいしい焼き鳥のタレの作り方
 今回は基本の分量で作ります。割合もごく簡単。醤油:日本酒:砂糖が1:1:1です。これだと少し甘口になります。辛口、甘口は砂糖の量でお好みの味に調整してください。また、作ったら一定期間寝かせる事で味がまろやかに変化します。焼き鳥だけでなく、魚の照り焼き、焼き野菜の味付け、照り焼きハンバーグなど、何にでも使えます。

【材料】
•醤油:2カップ
•日本酒:2カップ
•砂糖(三温糖またはザラメがおすすめ):2カップ(辛口がお好みなら1~1.5カップ程度)
•出汁昆布:10cm程度

 

【作り方】
1./やや厚手の鍋に、日本酒を入れ火にかけて2分程度沸騰させ、アルコールを飛ばす。
2./1に醤油、砂糖、出汁昆布を入れてかき混ぜて砂糖を溶かし、弱火にかける。あくが出てきたら、その都度すくっておく。

5分経過。まださらっとした状態

 

3./30分程度弱火で煮て、最初の半分程度まで煮詰まったら火を止めて冷ます。

30分経過。半分程度に煮詰まった

 

4./出汁昆布を取り出し、保存容器に入れ、最低でも1週間程度冷蔵庫で寝かせて出来上がり。寝かせるととろみがついてまろやかになり、味に深みが出る。

 

 焼き鳥は直火がおいしいですが、家庭で焼くと煙が出るのでグリルを使うのが便利です。串にアルミホイルをかぶせて焼くと串が焦げません。焼き上がる前に一度タレをつけ、再度焼いてから最後にもう一度タレをつけると焼鳥屋さんの本格焼き鳥に!タレは平たい皿などに移しておいて、そこに焼き鳥をつけると簡単につけられます。  また、串打ちが面倒くさい!なら、手羽先や手羽もとに少し包丁を入れて焼くと絶品です。

皮がパリパリで香ばしい!

 

 パプリカを2つ割にしてグリルで皮が焦げるまで焼き、焦げた皮をむいて包丁で短冊に切り、タレをかけるとパプリカの和えものに。

パプリカの甘味とタレがよく合う

 

発酵手帳2022、大好評発売中!

365日その季節に合った発酵食品のレシピや、小泉先生のコラム、付録には発酵食品をいつ作ったらよいか一目でわかる「発酵カレンダー」、発酵食品を作った際の日時、温度、分量などを記録できて次に役立つと好評で今回復活した「発酵手仕事メモ」、人気の発酵食品「チーズの種類と特徴」、「世界のパンの種類と特徴」、「日本酒の分類」など、発酵食品好きにはたまらない「発酵手帳2022」が4年目を迎え、さらにパワーアップして大好評発売中! 日々の発酵生活にぜひお役立てください。Amazonで大好評発売中です!

 

 

  •                    

\  この記事をSNSでシェアしよう!  /

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう!
小泉武夫 食マガジンの最新情報を毎日お届け

この記事を書いた人

編集部
「丸ごと小泉武夫 食 マガジン」は「食」に特化した情報サイトです。 発酵食を中心とした情報を発信していきます。

あわせて読みたい