日本ワインの普及促進にデータベース構築!! 生産者に呼びかけ

カテゴリー:ニュース 投稿日:2016.12.30

品質の高さと手頃な価格から消費が拡大している日本ワイン。国内の醸造所や生産量も年々増える中、産地や品種などの日本ワインの銘柄情報を集約したデータベース構築の取り組みが始まりました。飲食店向けのデータベースですが、各店舗がお客に日本ワインの詳しい情報を提供することで輸入ワインとの差別化を図ることができ、一層の消費拡大が期待されます。全国のワイン製造者からの情報提供を呼びかけています。

「日本ワインのデータベース」の構築を始めたのは、ウェブサイトでの飲食店紹介を中心に「食」の情報発信に取り組む「ぐるなび」(東京都千代田区)です。日本ワイナリー協会(東京都中央区)と提携し、全国のワイン製造者に「産地」「品種」「年号」「タイプ」「甘辛度」といった銘柄情報を提供してもらい、情報を「ぐるなび」のデータベースに集約し、これを加盟飲食店が利用することで店舗紹介ページの日本ワインの情報を充実させるのが狙いです。

 

加盟飲食店は、お店で提供する日本ワインの詳しい情報を店舗紹介ページに掲載することが可能となり、お客に「日本ワインへのこだわり」をアピールすることができます。また、ワインの製造者にとっても、約5700万人という「ぐるなび」のユーザーに向けて自社のワインの情報提供が可能となるとともに、自社の銘柄を取り扱う飲食店を把握することができるといいます。

データベースの運用開始は、2017年2月頃を予定しています。「ぐるなび」では、こうした日本ワインの情報をさらに英語、中国語、韓国語に変換し、「ぐるなび外国語版」を通じて海外向けに発信することも計画しています。

同社は「日本ワインの普及促進に向け、日本ワインの正確な情報提供に取り組んでいきます」と話しています。

 

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編集部
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