「もったいない!」から生まれた!埼玉・越谷のシェフが「かけジャム」開発

カテゴリー:ニュース
投稿日:2016.05.19

採れ過ぎてしまって廃棄される可能性もあった地元産のイチゴを「捨ててしまうのはもったいない」との思いから、埼玉県越谷市のイタリア料理店のシェフがドレッシングのような「かけるジャム」を商品化しました。新しい食感が楽しめると評判になっています。

「かけジャム」は、同市のイタリアンレストラン「カポナータ」の店主でシェフの鈴木実さん(51)が開発しました。地元越谷産の食材にこだわる鈴木さんは、デザートとして仕入れていたイチゴの生産者から毎年春になると「収穫して余ってしまったイチゴの扱いに困っている」と相談されたそうです。

「そのまま破棄されてしまうのは惜しい。活用する方法はないか」と考えて、イチゴを使ったジャムづくりを思いつきました。採れたてのイチゴのフレッシュな食感を極力生かそうと砂糖やハチミツの配合を1年ほど試行錯誤し、「世界でも初めて」(鈴木さん)というドレッシングタイプのジャムが完成しました。子どもでも安心して食べられるよう香料や添加物を一切使わない「完全無添加」が特長だそうです。

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くどくない、すっきりとした自然なイチゴの甘さにハチミツの風味。ヨーグルトやパンに塗らずにかけて食べるという、新しいスタイルのジャムです。今年1月から鈴木さんの店や観光農園などで売り出しました。越谷市も余剰農産物の消費拡大とブランド化につながるとして開発費用などを支援。3月には国土交通省主催の品評会「TOKYO&AROUND TOKYO」で観光振興推進賞を受賞し、外国人へのお土産にも打ってつけと引き合いが来ているそうです。

プレーンとバルサミコ、ミルクの中びん(190g)3種類のセット「苺三姉妹」が3,000円(税込み)、プレーン中びん3本セットが2,800円(同)、贈答用の大びん(250g)2本のセットが3,000円(同)。鈴木さんは「100%越谷産のイチゴ。新しい食感を楽しんでもらえたらうれしいです。セットのバルサミコの味は、イタリアンのシェフとしてのこだわりをもってつくりました」と話しています。問い合わせはレストラン「カポナータ」(048-967-0077)へ。

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「苺三姉妹」

 

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編集部
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