冷え性に、生ショウガは効かない??

カテゴリー:食情報
投稿日:2016.01.22

体をポカポカ温めてくれる食材として知られるショウガ。冷え性の人にとってありがたい食材ですよね。冬の寒さを乗り切るために、ショウガを積極的に摂るようにしている人も多いのではないでしょうか。

ただし、冷え性改善の場合、実はショウガだったら何でもいいわけではありません。食べ方によっては、逆に体を冷やしてしまうこともあります。ぜひ、知っておいてください。

 

「ショウガオール」に注目!

ショウガの食べ方には大きく、「生」で、「加熱」して、「乾燥」させてと、3つの方法があります。皆さんは、どの食べ方が多いですか?

もし、あなたが冷え性で、「生で」食べることが多いというのでしたら、逆効果です! 「生」のショウガが体に入ると、一時的に体がポカポカします。……が、だんだんと体を冷やしていってしまうのです。

これは、生のショウガに多く含まれる「ジンゲロール」という成分によるもの。ジンゲロールには手足の血管を拡張する作用や発汗作用があり、それが一時的なポカポカ状態を作ります。ところが、その「熱」は体の深部から送り出されたものであるため、体の深いところは逆にどんどん冷えていってしまうのです。

そして、その「生」のショウガを、「加熱」したり、「乾燥」させたりすると、ジンゲロールは、「ショウガオール」へと変質します。実は、温め効果が高いのは、このショウガオールのほう。体の浅い部分を温めるジンゲロールに対して、こちらは胃腸の血行を良くする効果があり、その結果、体を芯から温めてくれるのです。

 

冷え性改善には、加熱か乾燥

なので、冷え性改善にショウガを活用するならば、加熱したものか、乾燥したものにしましょう。

加熱するのであれば、炒めものや煮物、スープなどにショウガを入れる。温め効果だけでなく、味のアクセントにもなります。千切りやスライスにしたショウガをご飯と一緒に炊くショウガご飯などもお勧めです。

乾燥する場合は、スライスしたものを天日干し(1~2日間。室内の場合は、1~3週間)にしたり、オーブンや電子レンジで乾燥させたりという方法があります。オーブンであれば100℃以下に設定し、1時間くらい加熱します。電子レンジであれば、500ワットで6~8分ほど加熱します。

なお、乾燥ショウガは市販もされていますが、その製法によってはショウガオールが増えていない場合もあるので、やはり自分で作るのがお勧めです。

ショウガオールの温め力で、寒い冬を乗り切りましょう!

 

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この記事を書いた人

編集部
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