【小泉武夫が通う店】スタミナ串焼 はがくれ(東京都渋谷区)

カテゴリー:食情報 投稿日:2015.12.14

 東京・渋谷区の青山通りから1本へだてた細い通りにある建物の2階に、隠れ家的な串焼き屋がある。小泉センセイの大のお気に入り「スタミナ串焼 はがくれ」だ。

 

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30席ほどの落ち着いた店内

 

 時々焼き鳥屋さんと勘違いをする人もいるというが、はがくれの料理は焼きとんだ。

 小泉センセイのお気に入りは、カシラにタン、レバー、ハツ。特にカシラは必ず2本注文するというほど。甘じょっぱいタレにしっかりからめた大ぶりの串焼きをムシャムシャ、はがくれ一押しのくり焼酎の水割りをグビグビ。

 たっぷりの辛子とともに供された焼き串を口に入れると、ぱっと炭火焼特有の香ばしさ、次いで肉の脂の甘みが感じられ、噛めばジューシーな肉汁が溢れて、たたみかけてくるおいしさだ。

 

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タンとハツ(塩)

 

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毎日届けられる新鮮な肉

 

 おいしさの秘密は肉の鮮度と焼き方にある。

 肉は、内臓だけに鮮度が重要。毎日肉の内臓専門店から届けられるものを使う。“焼き”には紀州産の備長炭を使い、店主の知花さんが絶妙の加減で焼き上げる。

 

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亡き先代から受け継いで焼き一筋の知花宏光さん

 

 そして、はがくれのひそかな人気メニューであり、小泉センセイも必ず注文するのが、お新香。

 

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ついつい箸が進むお新香

 

 なすとかぶは前日に、きゅうりは当日に漬けたもので、野菜の風味をいかしたあっさりめの漬け具合。これが串焼きで肉のコクを味わったあとに、絶妙なコンビネーションなのだ。一串食べたあとには、お新香をバリバリ。すると、ますます肉が食べたくなるのだ。 

 かつては中高年男性のオアシスのようなお店だったはがくれだが、近年は、おいしいものに目がない“肉食女子”や、情報収集の上手な若いお客さんも増えているという。店の雰囲気は少し変わっても、変わらない味をぜひ!

 

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スタミナ串焼 はがくれ

 

【スタミナ串焼 はがくれ】

カシラ:350円

タン:350円

レバー:300円

ハツ:350円

上新香(大皿):600円

 

住所:東京都渋谷区渋谷2-8-11

TEL:03-3400-3294

営業時間:17:00〜23:00(LO22:00)

定休日:日曜日、祝日

 

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編集部
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