塩分をおいしく減らせる7つの方法

カテゴリー:食情報 投稿日:2015.12.07

薄味は美容と健康の味方!

 塩の取りすぎが健康によくない、とわかっていてもなかなか難しいもの。

 濃い味付けは「おいしい」と感じやすく食べ過ぎたり、塩分の取りすぎによるむくみなどになりがちです。塩分の多い食生活を続けていると、高血圧を促進したり、腎臓に負担になるなど、健康上の問題になることも。

 日本人の平均的な食塩摂取量は1日約10g。「日本人の食事摂取基準」では、減塩の目標を1日6g/日未満を推奨しており、WHO(世界保健機関)の一般成人向けガイドラインではさらに低い1日5g/日未満としています。

 薄味が進んでいるとはいえ、日本人の食塩摂取量は、まだまだ高いのです。

 

上手な塩分の減らしかた

 どうすれば塩分を減らせるのでしょうか? やみくもに塩を使わないようにしても、極端な薄味では飽きてしまい長くは続きません。

 おいしく減塩するための7つのアイデアをご紹介しましょう。

 

①酢を使う

塩の使用を控えめにして、かわりに酢を。穀物酢以外に、米酢、ワインビネガー、モルトビネガー、バルサミコビネガーなど使い分ければ味付けの幅も広がります。

 

②薬味・香味野菜を使う 

ねぎやしそ、ハーブなどの、いわゆる薬味や香味野菜を料理に使えば、塩やしょうゆの量を減らせます。こしょうや山椒、唐辛子などの香辛料も使いやすいですね。

 

③レモンやゆずで香りをつける

味付けにレモンやゆず、かぼすなどの柑橘類の果汁を使いましょう。風味が増し、塩味がそれほど必要なくなります。

 

④だしを効かせる

昆布やかつお節などできちんと取っただしは、香りが高く薄味でも満足感が得られます。

 

⑤油を使う

油を少し使って調理をするとうま味が出て、塩に頼らなくてもおいしくなります。ごま油やオリーブオイルなどは独特の風味があり、使いやすい油です。

 

⑥新鮮な食材を使う

食材にはそれぞれが持つ味や香りがあります。新鮮ならばそれがいきるので、濃い味付けはかえって邪魔になるぐらいに。

 

⑦外食、加工食品を減らす

外食や加工食品では、気づかぬうちに塩分摂取量が高くなってしまいます。なるべく控えましょう。めん類の汁を残したり、漬物をすべて食べないのも手です。

 

 コツは塩味を減らして、その分を他の風味で補うこと。食事のメニューによって、7つの方法を組み合わせ、おいしく減塩しましょう。

 

 

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この記事を書いた人

編集部
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